I recently shared a video I created (with the fantastic Caresse Haaser) that explored the spaces of the open web in contrast to the more closed environments that have dominated our recent online experiences. As part of that project, we shared the source materials on GitHub and asked for others to translate the meditation into other languages in order to share the message more broadly.
At the St. Étienne International Design Bienniale last month, I had the pleasure of sharing the stage for a live French translation, which you can see here (at approximately 01hr 53min in the video).
Today, I’m excited to share a Japanese version of the open web meditation, which was produced by my colleague Eriko Kawakami.
Contribute a translation
If you are interested in creating a version in an additional language, there are instructions on the GitHub repository.
Transcript
息を、深く吸ってください。
身体の感覚に、意識を集中してください。
腕をリラックスして、呼吸を感じてください。
芝生の上に立っているあなたを、想像してみてください。
緑色の草、爽やかな風、暖かい空気。
呼吸をする度に、身体が、軽くなっていきます。
風に助けられて、あなたの身体は、空へと浮かび上がります。
さらに高く上がって、飛びまわっていると、
雲を通して、下に何かがあることに気がつきます。
下に近づくにつれ、辺りの空気は汚れていき、
そこに、広大な都市があることに気がつきます。
背の高いコンクリートの壁に囲まれています。
中は、街の喧騒に包まれています。
車のクラクション、耳をつくような音。
バーで言い争いをしている人々、街角でおしゃべりをしている人々。
ビルボードや広告はいたるところで、あらゆる種類の商品やサービスを宣伝しています。
とてもうんざりとさせられます。
あなたは、都会の喧騒から抜け出し、
澄んだ空気へと戻り、
そして、広大な郊外を目にします。
そこにある壁や生垣はとても新しく、輝いています。
住民は、賑やかにおしゃべりをしていますが、先ほどより、落ち着いています。
街は絵のように完璧で、人々は着飾ることに一生懸命です。
すべての家は、同じ形の箱でできており、それらは完全なグリットの上に、同じように建てられています。
よく見ると誰かが住んでいるように作られた、ただの看板であることに気がつきます。
あなたは、再び、空へと戻り、別の世界を探しにいきます。
郊外が、遠くに消えていくにつれて、
また別の世界が、地平線上に現れてきました。
まちの隅の方には、農場。川沿いには、工場。山腹には、バックパーカー。
そこには、小さな村のような、新しいまちがあります。
アパートや、藁でできた小屋。農家、教会。
ここに住む人々は、自由であることを大切にしています。
しかし、彼らは、都会での、生活の快適さを、夢見ています。
便利なサービスや、すぐ届く配達、テレビ、コンビニ。
彼らは、自分たちの家をもっと大きく、強いものにしたいと願っています。
自分の仕事を、お客さんにとって、より価値のあるものにするための方法。
そして、それを、他の人々につなぐための道を求めています。
ついに、最後の村を飛び終えると、元の場所へと戻ります。
そしてあなたの呼吸は、ゆっくりと、
身体はだんだんと重く、
ようやく地上へと降り立ちます。